ちいきしんぶん掲載記事

目の使いすぎで・・・

スマホに、ゲームに、学習に…、今は目を使う作業が多く、眼精疲労とそれに伴う症状でお困りの方が増えています。目は脳から直接つながっている臓器で、目を使うと脳にも大きな負荷がかかります。眼精疲労だけでなく、神経の興奮でストレス状態となり、眠りが浅い、頭痛、吐き気といった症状にもつながります。耳の辺りが緊張し、耳鳴りや顎関節症の原因にも。さらに、睡眠の質が悪くなることでイライラしやすくなったり、疲労回復が間に合わずに免疫力が低下したり、ホルモンバランスが乱れて女性は月経不順、などなど、意外と多くの弊害となりえます。大人だけでなく、成長期の子供にとっても大きな問題となっている様です。

目の栄養になるものを摂取すると同時に、いかに目を休ませるかにも注力してみてください。作業の合間、目を閉じて目を使わない時間をなるべくこまめに取りましょう。その間、何も考えずに神経も休めます。目を使ったらその分休める。バランスが大切です。そして最も大事なのは睡眠です。時間帯がポイントで、10時入眠が目標、遅くとも0時は超えないで寝るようにすると良いです。寝る直前のスマホやテレビは控えましょう。特に夕方以降の過ごし方は睡眠の質に大きく関わります。食べてすぐに寝てしまうと、睡眠の質が下がります。できれば食事は寝る2~3時間前には済ませたいところです。寝る前は部屋の照明を暗めにし、ストレッチなどで体をほぐすようにすると良いです。

目を酷使することは今後も増えていくと思いますので、今のうちから目を休める習慣もつけておきたいですね。